コアラもんは、15室程度の集合住宅（アパート）の1室に住んでおり、現在はJ:COMのケーブルインターネット（CATV）320MBコースに加入しています。
インターネット上で、J:COMのネットが遅すぎるって評判をよく見かけるから、実際に使うまでは、かなり不安だったけど320MBコースだと結構快適だよ。
でも120MBコースだとどうなのかなぁ？
今まで住んできたどの集合住宅でも光回線だったので、正直、J:COMのケーブルインターネットは遅すぎるのではないか？動画を観ると遅すぎてクルクルしてしまうのではないかと思っていました。
もう1年以上、J:COMのインターネット320MBコースで暮らしていますが、YouTube、Amazonプライムビデオ、ネットフリックス等の動画を観ても、クルクルして止まったりする事はないし、リモートワークでZoomやTeams等のWeb会議システムを使う事もあるけど、意外に快適に使えています。
▼契約済のコースは「J:COM マイページ」で確認できる
さて、前置きはこのぐらいにして、実際に120MBコースに変えるので考察していきます。
ちなみに120MBコースは一部のマンションやアパートに特別にお安く（または無料）で特別に提供されているプランで、全員が加入できるものではないらしいです。
理論上のダウンロード速度が320Mbpsから120Mbpsに低下する
J:COMのインターネット320MBコースから120MBコースに切り替えた場合、理論上のダウンロード速度が320Mbpsから120Mbpsに低下します。これにより、インターネットのスピードは約62.5％低下することになります。具体的には、以下のような変化が考えられます。
ダウンロード速度
ファイルのダウンロードやストリーミングの際の速度が低下します。例えば、320Mbpsでは4GBのファイルを約100秒でダウンロードできますが、120Mbpsでは約267秒かかります。
ストリーミング品質
高画質の動画ストリーミング（例えば4K動画）の際にバッファリングが発生しやすくなります。HD品質の動画なら問題なく視聴できる可能性がありますが、4K動画はスムーズに再生できないことがあるかもしれません。
複数デバイスの使用
複数のデバイスが同時にインターネットを使用する場合、ネットワークの負荷が増え、各デバイスの速度がさらに低下する可能性があります。
具体的な影響は、インターネットの使用状況や接続デバイスの数によって異なります。
集合住宅（15室程度）で使用する場合はどうですか？
集合住宅（15室程度）でJ:COMのインターネット120MBコースを使用する場合の影響について考えてみましょう。
同時使用による速度低下
ピーク時の負荷: 多くの住人が同時にインターネットを使用する時間帯（例えば夜間や週末）には、各住人に割り当てられる帯域が減少し、速度低下が顕著になる可能性があります。例えば、全員が同時に接続している場合、理論上は120Mbpsを15室で分け合うことになるため、各室に約8Mbpsずつしか割り当てられないことになります。
日常使用: もしすべての住人が常にインターネットを使用しているわけではない場合、例えば4室が同時に使用する場合、各室には30Mbps程度の帯域が割り当てられます。これでもストリーミングや通常のインターネット利用には十分ですが、大容量のダウンロードやオンラインゲームのプレイには影響が出ることがあります。
使用用途の影響
ストリーミング: HD品質の動画視聴や音楽ストリーミングは問題なく行えるでしょう。しかし、4K動画の視聴はバッファリングが発生することがあります。
オンラインゲーム: 大部分のオンラインゲームは低速帯域でもプレイ可能ですが、アップデートのダウンロードや高精度なリアルタイムゲームでは影響を受ける可能性があります。
リモートワーク: ビデオ会議や大容量ファイルのアップロード／ダウンロードを頻繁に行うリモートワークでは、速度低下が作業効率に影響を与えることがあります。
オンラインゲームを頻繁にする人には影響がありそうかな。コアラもんはゲームはしないけど、たまにリモートワークするからちょっと心配だな。
回線の安定性
接続の安定性: 集合住宅でのインターネット使用は、インフラの質や設置状況によっても影響を受けます。古い設備や低品質のルーターが使用されている場合、速度や接続の安定性に問題が生じることがあります。
まとめ: 集合住宅の住人が同時にインターネットを使用する場合、特にピーク時には速度が低下することが予想されます。日常のインターネット利用には120MBコースでも対応可能ですが、重い作業や高画質ストリーミングを頻繁に行う場合は、より高速なプランを検討することが望ましいでしょう。
現在の320MBコースでのインターネットの速度計測
インターネットの速度計測を行う方法は色々ありますが、有名なFast.comで実際にコアラもんのネットのスピードを計測してみました。
Fast.comの使い方
- ウェブサイトを開く: Fast.comにアクセスします。
- 自動テスト開始: ウェブサイトを開くと、自動的にインターネット速度テストが始まります。何もクリックする必要はありません。
- 結果を見る: 数秒後にダウンロード速度が表示されます。
- 詳細情報を確認: 「詳細情報を表示」をクリックすると、アップロード速度や遅延（レイテンシー）など、さらに詳しい情報が表示されます。
このシンプルな手順でインターネット速度を確認できます。
Fast.comはネットの速度がめっちゃ簡単に計測できるし、あのNetflixが運営しているウェブサイトサービスらしいよ。かなり有名なネットスピード計測のウェブサイトだね。
コアラもんの場合、320MBコースではこんな感じです。（下図参照）
ちなみに、土曜日のAM11時ぐらいの計測結果です。
詳細情報の解説は以下の通りです。
- ダウンロード速度（下り速度）インターネットからデータを受信する速度。大きなファイルのダウンロードや動画ストリーミングに影響します。上図では「160Mbps」です。
- アップロード速度（上り速度）:データをインターネットに送信する速度。ファイルのアップロードやビデオ通話の品質に影響します。上図では「8.5Mbps」です。
- レイテンシ（遅延）: データの送受信にかかる時間。低いほど応答が速くなり、オンラインゲームやビデオ通話に有利です。上図ではアップロード済「14ms」、ロード済「23ms」です。
このインターネット速度の結果について一般的な見解を以下に示します。
ダウンロード速度（下り速度）
160 Mbpsは、非常に高速なダウンロード速度です。一般的な家庭用インターネットサービスとしては十分に高速であり、ストリーミング、オンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなどほとんどの用途に適しています。
アップロード速度（上り速度）
8.5 Mbpsのアップロード速度は、一般的な家庭用インターネットとしては普通ですが、光回線の高速プランに比べると遅いです。動画のアップロードやクラウドへのデータバックアップ、ビデオ会議などの用途にはもう少し高速なアップロード速度が望ましい場合があります。
レイテンシ（遅延）
14 msと23 msのレイテンシは非常に良好です。オンラインゲームやビデオ会議など、リアルタイムの通信を必要とするアプリケーションにおいても快適に利用できます。
速度の変動
インターネット速度は以下の要因によって変動することがあります：
- 曜日と時間帯：
通常、インターネット速度はピーク時間帯（例えば、夕方から夜にかけて）に遅くなることがあります。多くのユーザーが同時にインターネットを利用するためです。 - ネットワークの使用状況：
自宅内で同時に多数のデバイスがインターネットを使用している場合、速度が低下することがあります。 - プロバイダーのサービス品質：
インターネットサービスプロバイダー（ISP）のインフラやサービスの品質によっても速度が変動します。 - 物理的な接続の品質：
モデムやルーターの性能、接続方法（有線または無線）なども影響します。
まとめ
今回の測定結果は、一般的な用途には十分な高速性を持っていますが、特にアップロード速度が重要な場合は改善の余地があります。また、インターネット速度は曜日や時間帯によって変動するため、複数の時間帯での測定を行い、平均的な速度を把握することが推奨されます。
プラン変更はJ:COMのサポートのフリーダイヤルに電話して簡単に手続きできたよ。待ち時間を合わせても10分ぐらいで済んだ。最初はスマホアプリのプラン変更から操作したんだけど、なぜかコアラもんの場合は電話してくださいって感じの画面になっちゃったから、電話で手続きしたんだよ。
プラン変更は電話ですぐに対応してもらえたので、簡単でした。
実際に使ってみて、不便を感じたら元のプランに戻そうかなぁって思ってます。
もし、プランをまた変更したくなったら、今回のように電話で連絡したらすぐに対応してもらえるみたいでした。（サポートの窓口のお兄さんがそう言ってました。）
とりあえず、J:COMのサポートに電話して、120MBへのプラン変更に申し込みしたので、実際の使用感については今後の記事をお楽しみにしてください。
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